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January 07, 2005

偽札問題を考える

年末年始にかけて全国で多くの偽造1万円札が出回り、社会問題となりました。

今朝のasahi.comの記事による発表では、これまでに見つかった偽札の枚数が25都道府県で、約i930枚にものぼるそうです。6都県では同じ記番号の偽札も見つかったとのこと。同じ記番号の偽札を複数作った同一犯が、6都県で使ったのか、あるいはインターネットを通じて知り合った、顔も知らない仲間同士が情報交換しながら犯行に至ったのか....。

捜査当局の分析では、年末年始の短い期間に全国規模で偽札が出回った理由として、

情報が広まって見破られる前に使い切ろうとした者が多かったからではないか

と分析しているようです。私としては、どちらかというと駆け込み的に使ったというよりは、ニュースを見て興味本位に自分も真似てやってみようという輩があちこちで出てきたのでは、という気がします。

asahi.comでは、今回出回った偽札を「プチ偽造」と呼んでます。透かしや凹凸がない、印刷が裏と表でずれていたり逆さまになっていたりする、色合いが不自然、紙質・手触りが違う、など「人の目を誤魔化せればそれでいい」という、粗雑な作りが目立つようです。要は、自宅のプリンタで印刷したものを使ったものが殆どだったのでしょう。デジカメやスキャナ、プリンタの機能の向上で、写真並みの高画質画像を、自宅で手軽に印刷できるようになったのが、この事件の背景にあるのは間違いなさそうです。

asahi.comの記事ではこの問題について、

 メーカーによると、カラーコピー機には紙幣の偽造防止機能が組み込まれている。その一方、プリンターへの組み込みは、コスト面などから現在もほとんど実現していないという。

と述べてますが、プリンタに偽造防止機能を組み込むなどというのは、まず無理でしょう。プリンタに送られる印刷データというのは、パソコンで作成・取り込んだ画像を1本の細かい水平線に分解して、さらにその水平線の 1つ1つの点の色情報をプリンタの制御用コードに変換したものの羅列です。プリンタで偽造防止を行うためには、この制御用コードからまたもとの画像を復元し、さらにその画像がお札の画像であるかどうかを認識するための機能を持たなければなりません。ほとんどパソコン並みの能力が要求されるわけです。コスト面から考えてもまず無理でしょう。

では、このような偽造防止をどのように実現すればよいか、考えてみました。

一番手っ取り早そうなのは、パソコンへの取り込みルートを断つことでしょう。お札をプリンタで印刷しようとする場合、その画像を何らかの方法でパソコンへ取り込む必要があります。その手段として考えられるのは、一般的にはせいぜい、

■スキャナで取り込む
■デジカメ・ビデオカメラで撮影して、その画像を取り込む

の2つくらいです。

まずスキャナですが、最近のスキャナは画像に含まれる糸くず状のホコリを自動的に除去するなど、高度な画像処理機能を持った機種が増えてきています。記番号の文字や、お札の数字、肖像画などを自動認識することで、お札であるかどうかを判定したり、特殊な波長の光を当てて、磁気インクや蛍光インクなどが使われているかを判定したりする機能も、比較的簡単に追加できそうなように思います。

次にデジカメ・ビデオカメラで撮影した画像を取り込む方法。こちらはスキャナで取り込む方法に比べると画質はかなり落ちますが、それでも最近の500万画素クラスのデジカメで接写すれば、十分人の目は誤魔化せるくらいの画質にはなるでしょう。

カメラの場合はスキャナと違い、周囲の光やカメラとお札の位置関係によって色合いや大きさ、画質が変わってしまうため、画像認識による判別はスキャナよりは難しそうです。特殊な光をあてるなどというのも、非現実的でしょう。
できるとすれば、やはり記番号や文字、肖像画など、お札の部分的な画像を自動認識によって検出してお札であるかどうかを判定することくらいでしょう。

いずれにしても、画像の自動認識というのは100%ではありません。「お札の画像をお札でない」と判定して印刷できてしまう分にはユーザの不利益にはなりませんが、「お札でない画像をお札と誤認識」してしまい、印刷することができなくなったという事態になると、明らかにユーザにとっては不利益であり、しかもそのような事態が起こる可能性が十分にあります。

メーカーにとってはこのような事態が生じるのは商品の利便性や信頼性という点で致命的です。仮に99.5%の精度で正しく自動認識できたとしても、「お札と認識した画像は印刷しない」という機能を付けるのには二の足を踏むのではないでしょうか。

このような偽造防止機能を普及させるには、「偽造防止機能の装備を義務付ける」といったような法律の制度化が必要になってくると思います。

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Comments

日本国内及び、世界的な偽造紙幣に関しまして投稿いたします。
偽ユーロ事件より、これまでの新技術(ホロ、透かし、特殊インキ等)が偽造できることが判明しました。
北朝鮮によると見られるスーパーノート(ドル)も出現しており、日本国内にもすでに出回っているようです。
今後は、日本円のスーパーノート版が予想されます。(すでに出ていることも考えられます。)
偽造問題の解決策として、超小型ICチップの利用に関して、日経ネット会議ではすでに、その結論も出ているようで、すぐに偽造される物のようです。

偽札の決定的な判別方法は、機械によるものではなく、目視検査でありますが、機械と目視検査の究極的な違いは、対象物のクオリア(質感)を捉えることができるか否か、であります。

この度、面白い方法をご紹介します。
紙幣の肖像画部分に施されている技術は、手描きによる繊細なエッチングです。手描きによるエッチングの作品(紙幣原版)は、同一人物であっても二度と同じ作品は作れません。機械でも全く同じものはできません。手描きによるエッチングのタッチは一回限りのケガキ線によるものであります。

このことから、手描きによる微細な線画の質感(クオリア)を検査(目視)する事により、決定的な判別ができます。
この部分を比較する事により、偽造紙幣の判別ができます。これこそが決定的な判別箇所であります。

判別方法は、紫外線と赤外線を除くLEDの可視光線を紙幣肖像画に対して0度~30度で照射し、それを、照射される光の反対方向から肖像画部分を見ると、エッチングのラインがギラギラと乱反射している状態を視認できます。
本物紙幣だけに現れる現象です。これにより、世界先進主要国新紙幣(2000年前後の新発行紙幣)の判別ができます。この部分に現れる質感は絶対に模倣できません。
そして人間の目でなければこの質感を判別できません。(この方法につきましては日銀本店情報局に伝え、公聴担当より、確認の電話を頂いております。「知らなかった」と)
機械は人間ほどに物質そのものの質感を捉えることはできません。質感を判別するには脳による判断が必要だからです。

この判別方法は実に簡単です。拡大レンズを使用すれば、さらに精度の高い判定ができます。線の一本一本の質感の識別ができます。子供でもできます。

この判別方法を世界に広めて下さい。

絶対に模倣することができない部分があり、それを簡単な方法により判別できることが知れ渡れば、安易な方法による、偽造の防止になるとともに、いかに組織的な偽造団による偽札でもその使用範囲は極端に狭めることができます。

この事を知らしめる事により一般の末端市場現場での流通を防止できます。

世界的な偽造犯罪の一助となると考えております。
広報活動にご協力ください。

判別画像を添付します。肖像画部などの光の乱反射状態が目視で確認できます。
(画像の情報量が大きすぎる為、円と元の画像です。ドル、ユーロの画像は大きすぎて送れないので、ご希望であれば、発送します。)

長田 憲二
09043544708

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